審査でつまずきやすい落とし穴

派遣業 許可の落とし穴|審査で指摘されやすいポイントと対策

申請は出したけれど、思わぬ指摘でストップ——。実務では珍しくありません。ここでは、派遣業 許可の審査で指摘されやすい論点と、その対策を整理します。


目次

よくある指摘と対策

  • 資産要件の読み違い:自己資本は黒字でも、基準資産の控除項目(繰延資産など)で不足する例。→ 事前に試算し、必要なら増資・役員貸付の整理を。
  • 事務所の独立性不足:共用スペース扱い、間仕切り不足、入口の共用。→ レイアウト図・写真・看板表示で専用性を明示。
  • 責任者の常勤性:兼務過多、就業実態が薄い。→ 雇用契約・勤務表・業務分担で常勤性を裏づけ。
  • 教育訓練・キャリア支援の体裁不足:計画はあるが記録がない。→ 年間計画+実施記録(受講者・時間・内容・証跡)をセットで。
  • 契約書式の不整合:派遣契約・雇用契約・就業条件明示の齟齬。→ 最新雛形へ統一、申請の流れ時にチェックリストで点検。

制度について厚生労働省のサイト等をご参照ください。

申請前チェックリスト(抜粋)

  • 基準資産・自己資本・現金預金のエビデンスを用意
  • 事務所の写真(入口・間仕切り・看板)と賃貸契約の名義確認
  • 派遣元責任者講習の修了証/予約確認
  • 教育訓練計画・キャリア支援の年次計画+実施記録様式
  • 派遣契約書・雇用契約書・就業条件明示の整合性

要件の詳細は 派遣業 許可の要件、全体のプロセスは 派遣業 許可の流れ をご覧ください。迷ったら早めに専門家へ。

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